Astro v4.15で実践!「NewtからMicroCMS」移行完全ガイド
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KAMEI RYOSUKE
フロントエンドエンジニア / 元調理師
12年の調理師経験を活かし、30代でWEBエンジニアに転身。現在は沖縄で愛犬のフレンチブルドックと共にフルリモートで開発業務に従事。Web開発やプログラミング学習の記録、エンジニア転職に役立つ書籍レビュー、リモートワークのガジェット紹介、愛犬との暮らしなど、キャリアとライフスタイルに関する情報を発信しています。
Astro v4.15で実践!「NewtからmicroCMS」移行完全ガイド
“Newtサービス終了まであと1年──今すぐ始める安全移行プラン”
はじめまして、元調理師・現フロントエンドエンジニアの KAMEI です。
12年間フライパンを振り続けてきた私ですが、30代でWebの世界へ飛び込みました。そんな私は今、沖縄からフルリモートでコードを書いています。
今回のテーマは 「NewtからmicroCMSに乗り換えた話」。
「サービス終了までに移行が終わらなかったらどうしよう?」
「API互換性って大丈夫?」
そんな不安を抱える方に向けて、実際に移行してみた最新学習ログをシェアします。
結論
- Newt公式が2026年11月24日に完全終了を発表。移行は“今”始めるのが安全。コンテンツ管理の新しいスタンダード | ヘッドレスCMS「Newt」
- microCMS SDKで、API差異をほぼ意識せずに置き換え可能。
背景と問題提起
なぜ今乗り換えるのか?
Newtは公式ブログでサービス終了スケジュールを公開し、APIも管理画面も停止する旨を明言しています。終了後は閲覧もできなくなるため、データエクスポートを含む“事前対応”は必須です。コンテンツ管理の新しいスタンダード | ヘッドレスCMS「Newt」
個人開発や小規模案件ほど影響大
フリーランスやスタートアップ案件でNewtを使用したJamStack構成をとってる方も多いのではないでしょうか?
私の場合は個人開発でNewtを使用したJamStack構成で当ブログを作成していますが、CMS停止=サイト停止に直結します。移行手順を把握しておくことは必須です。
学習ログ・実装ステップ
1. microCMSを導入する
- microCMSブログ
- お好きな環境で導入してください。
- 当記事の実戦ではAstroとmicroCMSの構成にしていますので、Astroを使用したい場合はこちらを参考にしてみてください。
2. Newt → microCMS切り替え後の仕様ポイント
A. スキーマ定義はGUIで完結
microCMSは管理画面上でフィールドをドラッグ&ドロップするだけでAPIスキーマを生成可能。Newtと似た操作感なので心理的ハードルは低めです。
B. APIプレビューで即レスポンス確認
microCMSにはAPIプレビュー機能があり、管理画面からワンクリックでJSONを確認できます。クエリパラメータの挙動も同画面で試せるため、Postmanなしでも動作検証が完了します。
3. 移行フロー(所要時間:実測3時間)
- データエクスポート(Newt)
- 管理画面の「Export JSON」で全記事を出力。
- スキーマインポート(microCMS)
- NewtのフィールドをそのままGUIで再現。
- データインポート
microcms-import-cli
で一括流し込み。
- フロント側クエリ差し替え
- Newt SDK →
microcms-js-sdk
に置換。パス構造が似ているため、find & replace で8割完了。
- Newt SDK →
Chef’s Tips: キッチンで「段取り八分」って言いますよね。CMS移行も同じく、**下ごしらえ(スキーマ設計)**が8割の出来を左右します。
まとめ(次のアクション)
- Newtユーザーは“今年中”に移行設計を開始しましょう。
- 本記事の関連するコードはGitHubで公開しています
- 料理もコーディングも“火加減”が命 焦らず段階的に移行を進めましょう!
移行は思ったよりスムーズ。NewtもmicroCMSも「国産ヘッドレスCMS」という近い土俵だからこそ、API設計が大きく変わらない点が最大の救いでした。ぜひ今日から一歩踏み出してみてください。